素材とダイヤモンドについて
ここではジュエリーに使われる貴金属素材やダイヤモンドの品質についてご説明します。また、ジュエリーニックではエンゲージリング等を作製する時、お好きな素材やダイヤモンドの品質を選んでいただく事が出来ます。
素材について
シルバー
シルバーは、純銀の場合、白さの程度、可視光線の反射率ともにあらゆる金属中最高の素材です。ただ、長い間の使用では変色してしまう欠点もあります。その為、上記のプラチナ、ゴールドに比べると比較的ロープライスでお求めできるのでジュエリー初心者にはオススメの素材です。また、変色の欠点を補うための【ロジウムコーティング処理】を施した商品もあります。
プラチナ
白色の金属で白金とも呼ばれ、長い年月が経っても錆びたり変色しない特徴があります。融点が1769°ときわめて高く、比重も21.45と大変重い貴金属で希少価値が高く、婚約指輪や結婚指輪などに人気の素材です。
ゴールド
純粋なゴールドは非常に軟らかく、伸びやすく、1gのゴールドで約3,000メートルもの長さに伸ばす事ができます。金箔などはこの特徴を生かしたものです。つまり、ゴールドは加工がしやすくその上腐食しにくく、輝きが失われない貴金属なのですが、ジュエリーとしては、その軟らかさがネックとなります。そこで他の金属との合金にする事で耐磨耗性や強度、硬度を高め、さらに色にバリエーションを持たせる事ができる多様性のある高級素材となっています。
ダイヤモンドの品質を決める4つのC
ダイヤモンドの品質を評価する際には、通常、4つのCと呼ばれる要素が考慮されます。これらの要素は以下の通りです。
Color カラー
ダイヤモンドのカラーは無色に近いほど希少性が高く、無色ダイヤモンドをDカラーとし以下をE、F、ごく僅かな黄色味の濃さに応じてG、H、I、J・・・・・・・・Zまで等級付けされます。
D E F | G H I J | K L M | N-R | S-Z |
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無色透明 | ほぼ無色 | かすかな黄色 | 非常に薄い黄色 | 薄い黄色 |
Clarity クラリティ
明澄度(光の透過を妨げるものの有無や量の程度)によって、FL(フローレス)以下11段階に等級付けされます。
- FL:10倍に拡大しても内部・外部ともに内包物が見つけられない
- IF:外部には微細なキズが見られるが内部には10倍に拡大しても内包物を見つけられない
- VVS:10倍の拡大では、内包物の発見が非常に困難
- VS:10倍の拡大では、内包物の発見が困難
- SI:10倍の拡大では内包物の発見が比較的容易だが、肉眼では困難
- I:内包物が肉眼で容易に発見できる
FL | IF | VVS | VS | SI | I | |||||
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VVS1 | VVS2 | VS1 | VS2 | SI1 | SI2 | I1 | I2 | I3 |
Carat カラット
宝石の重さの単位で、1カラットは0.2gです。
0.1㌌ | 0.2㌌ | 0.3㌌ | 0.5㌌ | 0.7㌌ | 1.0㌌ | 2.0㌌ | 3.0㌌ | 5.0㌌ |
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0.02㌘ | 0.04㌘ | 0.06㌘ | 0.1㌘ | 0.14㌘ | 0.2㌘ | 0.4㌘ | 0.6㌘ | 1.0㌘ |
Cut カット
カットとは、ダイヤモンドのファセット、対称性、反射性のことです。ダイヤモンドのカットは、その全体的な輝きと美しさに直接関係しています。
EXCELLENT(EX) | VERY GOOD(VG) | GOOD(G) | FAIR(F) | POOR(P) | ||
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3EX H&C | H&C EX | EXCELLENT |