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ジュエリーニック

ジュエリーはどのようにして作られているのか。ここでは原型の製作から鋳造・仕上げまでの一連の工程をお見せしたいと思います。

原型作成

原型作成

まずは製品の元となる「原型を」作ります。
原型造りの工程では、CADなどの技術と職人の熟練の作業が融合します。

3D CAD
最先端の造形技術を使う原型造り。まずはCADで3Dの図を描きます。
手作業での仕上げ
CADで造形できない微細な部分は手作業で行います。
ゴム型からのワックス生成
ゴム型にワックスを流し込んでワックス型を作ります。 これが製品の元になります。
ワックスツリーの組み立て
ワックスモデルをツリー状に組み立てます。
ワックスツリー
完成されたキャストツリー。
鋳造

鋳造

キャストツリーを石膏に埋没させ焼き上げます。
熱で石膏は固まり、ワックスは溶けてなくなります。
ワックスが溶けた空洞に、溶かした地金を流し込み製品の元となる形を成型します。

電解研磨
キャスト後シアン層の中で電解研磨を行います。
キャストされたツリー
キャストされたツリー。
電磁バレル
電磁バレル。磁気を帯びたステンレスの針を磁力で回転させて研摩します。
研摩後
研摩後の商品。ほぼ地金の色を取り戻しました。
石留

石留

ジュエリーの主役となる石を留める作業。
製品を傷つけないよう細心の注意を払いコンマ1ミリの隙間もないよう、しっかり留めていきます。

石を石座枠にセット
石を石座枠にセットします。
石留め作業
熟練の職人が丁寧に石を留めていきます。
リング内側の石留め
リング内側の石留め
バングルの石留め
バングルの石留め
細工

細工

鋳造し形となった地金を成形し、刻印を打ち、金具や部品を取り付ける作業。
当社熟練のクラフトマンたちの誇りをかけた仕事です。

研磨

研磨

ここからは製品となる前の最終作業「バフ工程」。
地金が本来の輝きを放つよう徹底的に磨きます。
形が歪まないよう力加減に気を付けて磨き上げます。

リングの内側の磨き作業
リングの内側を磨いています。
職人による作業風景
熟練の技術が必要です。
イブシ加工
イブシ加工はほど良く、イブシを残しながら磨きます。
リューターでの磨き加工
細かいところはリューターを使います。
検品

検品

出荷する前の最終作業。
ひとつひとつの製品を厳しくチェックします。
すべての基準を満たしたものだけが出荷されます。

アクセサリー(指輪)ができるまでの映像

シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回は、アクセサリーの指輪です。まずは、パソコンでデザインされた通りに原型をつくります。原型をもとに型をつくり、ロウでできた指輪をつくります、一本の枝にクリスマスツリーのようにいくつもの指輪をつけます。そして石こうで型をつくり、その中へ銀を流し込みます。